ゆみこさま

4月29~5月2日と旅行に行ってきました。


山登りが目的ではなく、金沢に住む山の友人を訪ねる旅でしたが、

車での長距離移動は乳幼児と妊婦には避けたほうが良いので、

三泊を妙高・金沢・白馬とし、

2時間走って1時間休憩くらいののんびり行程を組みました。

金沢の宿は友人宅でしたが、他二泊は離乳食・幼児食を作ってくれる、

家族風呂対応の小さな子供連れにはありがたい宿でした。

せっかく、妙高と白馬にしたので、おんぶホルダーで散策がてらのトレッキングでも!
と意気込んで出発したのですが、今年は残雪が多すぎることを現地で実感。

諸々の情報で知っていたはずなのに、山を離れていたのですっかりうっかりしていました。
そしてその春の陽射しは乳幼児にはかなりきついことも・・・

数十分でかなり日焼けをしてしまいました。


ベビーカーも使いましたが、あんよができて歩けても

かなり照り返しを受けたと思います。

かと言ってベビー用の日焼け止めは持っていないし

(未だに使っていませんが、日中のお散歩でも使っている人はいるようですね、

山のように高度がある紫外線の強いところでは必要でしょうが。)


ゆみこさんは、夏の海でやはりそうすけくんの日焼けを経験していますよね。
乳幼児の肌は薄いので、日焼けは下手をするとやけどのようになりますからね、
これからも注意をしなければ。

宿はなかなかよかったです。

次回はもっとのんびりと、もちろん近くに散策ができる山がたくさんあるので

季節を問わずまた訪れてみたいと思っています。

お腹の子は2000gになり、これからは親子四人での登山が目標になってきます。
まだまだ先の長い話ですが、のんびりとお付き合いをお願いいたします。




妙高

妙高の山並み。まだスキー場が開いているだけあって

車窓からもなかなかの残雪が分かりました。


戸隠

妙高は無理なので戸隠に行きましたが

その戸隠森林植物園も雪深く、水芭蕉もまだまだ雪の中で・・・


遙ちゃん

照り返しがきつく、眩しそうな娘 遙


http://www5a.biglobe.ne.jp/~nostalgi/ (白馬の宿 ペンション ノスタルジア)
http://www1.ocn.ne.jp/~yuraibo/  (妙高の宿 遊來訪)

まず、颯祐くん一歳おめでとうございます!
由美子ママもおめでとう! よくがんばりました!

アルパインはちょっとおあずけだけれど、初めての手探り育児で
泣きが入りそうになったり辛かったこともたくさんあったけれど

それよりたくさん幸せな発見がありましたよね。

まだまだこれからも忙しい毎日が続きますが、お互い楽しんでやっていきましょう。

返信がずいぶん遅れてしまい申し訳ありませんでした。
結局子連れハイキングはあのからっぽに参加させていただいた湘南平のみでした。
まず、その感想を。


私達夫婦は8ヶ月と2日の遙をニンナナンナのおんぶホルダーで参加。

午前中は主人が午後は私がおんぶしましたがかなり肩が凝りました。

まるでパッキングを適当に済ませた冬山の下山のような凝りでした・・・

(私は日頃家事や昼寝の寝かしつけにおんぶホルダーを使用していますが

この時はかなり凝りました。)

その点、ベビーキャリアはいかがでしたか?

キャリアはハイキングの休憩も寝てしまったベビーをそのままにでき、

大人も休憩できる利点がありますね。それはとても羨ましく感じました。


ただ、ベビーを背負うと荷物が背負えないのは同じ。

やはり日帰りハイクが主体になるでしょうか。


1~2時間の行動(歩き)は遙は背中できょろきょろ、

眠くなったら眠れ、(颯祐くんはよく寝ていましたね~)

昼食は大休止だったので離乳食とミルク、

そして体を動かせたのでストレスはあまりなかったのは、と思っています。


やはり行動中は背負ってしまうと大人と同じペースで歩けますが

歩ける幼児は時間を多めにみることを改めて実感しました。

そのうち颯祐くんや遙も歩けるようになったら

(今は伝い歩きと十数秒立つのみ)あっちで止まってこっちでしゃがんで、

とまぁ、とんでもなく時間がかかることでしょう。
このハイキングに参加できて楽しかったです。

が、しかし!今考えてみるとそのときはもう第二子がいたのでした。
そうなのです。夏に第二子誕生の予定となりました。
つわりも育児ストレスの嘔吐感と勘違いして気づくのが遅くなったのですが。

今はちょっと大きくなったお腹で毎日エレベーター無しの

5階の部屋から抱っこし、買い物をしています。


山登り復活どころかまたまた妊婦となってしまいましたが、
二人は欲しいと思っていたし、まぁ続けて産めば

山登りや社会復帰(するの?)も早いし、と、心新たにがんばっています。

そんなわけで即山登り復活とは行きませんが、

遙を連れて妊婦ハイキングも可能な限り試みるつもりですので

これからもよろしくお願いいまします!

本来なら、しのぶさんからお返事をいただいてから出すべきお手紙ですが、あれから颯祐(そーすけ)のアウトドア体験がぐっと増えたので、同じ境遇の方の参考になるようなことだけでもここに記しておこうと思い、続けて送らせていただきます。


~前回からのそーすけのアウトドア体験~

①2005年9月20~23日(生後7ヶ月時) 石垣島(沖縄)で海人(うみんちゅ)体験

②2005年10月15~16日(生後8ヶ月) 蓼科山(長野)で子連れ登山デビュー

③2005年11月12~13日(生後8ヶ月) 寸又峡(静岡)で紅葉狩りキャンプ

④2005年11月27日(生後9ヶ月) 湘南平(神奈川)で子連れ「からっぽクラブ」トレッキング

⑤2006年1月5~7日(生後10ヶ月) 奥日光(栃木)で雪遊びデビュー



①石垣島海人体験については、育児ブログ の方に写真とコメントを掲載しています。


<特記事項>


飛行機での移動…羽田から那覇まで2時間45分、那覇から石垣島まで50分(フライト代は満3歳未満は無料)。

JALのクラスJ は、赤ちゃん連れには福音。大人1人片道2000円(予約料1000円を含む)をプラスするだけで、快適なフライトライフが約束されます。立ってあやしていると、「キャビンアテンダントさんと仲良くできる」とおとうさんも大喜び。

着陸時は、授乳で気圧の変化による不快さを軽減。


離乳食…なんちゃって離乳食を始めたばかりだったので、アレルギーを心配して旅行中は与えず。母乳のみ。


釣り船乗船…正直、「万が一いま地震があって、津波が来たらどうしよう!?」と気が気ではなかったけど、頼りになりそうな若い漁師さんを信じて、グルクン釣りと洋上シュノーケリングを楽しむ(でも、赤ちゃん用のライフジャケット は欲しいところ)。そーすけもカラフルな魚に興味津々。


海水浴…海水は赤ちゃんの肌によいと聞いていたので思いきってつけたけど、皮膚は特に問題なかった。行く前に体験ベビースイミングに2回行って、水に慣れさせておいた(プールに行けなくても、家庭用のビニールプールなどで徐々に水に慣らせておくとよいかも)。

その他の注意点としては、授乳後の海水浴は避ける、長く水につけて体を冷やさない、海水浴の後は真水でよく洗う、など。海水につけるのは、7か月を過ぎてからがよいと言われています。


日焼け対策…赤ちゃんを南の島に連れて行く際、一番気をつけなければならないのが日焼け。

日陰に場所を確保し、赤ちゃん用の日焼け止めを塗って、水着に帽子で海水につけたけど、今にして思えば水着にこだわらず、薄い長そでなどを着せればよかったと後悔。けっこう日焼けして、のちに足に濃いホクロができてしまいました。日差しの強い午前10時から午後3時は、本来は避けるべきかも。


竹富島



②蓼科山子連れ登山についての育児ブログの記事はこちら


<特記事項>


ベビーキャリア…現物で試すことができないまま、ネットでタトンカ(エバニュー)のベビーキャリアを購入したけど、日よけが取り付けられたり、荷物(8㍑)が入れられるのはよいのですが、重い(3.2kg)のと、背もたれが邪魔になって赤ちゃんが前が見えにくいのが難点。日よけ・荷物入れはないけど、軽くて(2.1kg)よく前が見えるモンベルの方がよかったかも。

背負う時の注意点ですが、揺れが気持ちいいのかすぐ寝てしまうので、ほっぺの擦れなどに注意することと(タオルなどを当てる)、動けない赤ちゃんは思った以上に冷えるので、しっかり着せて肌を露出させないことが大切です。


蓼科山(2530m)標高1850mにある七合目登山口(駐車場・トイレあり。ただし水は飲めない。自販機もないので注意)から登ったけど、将軍平の蓼科山荘から上(最後の30分)は、岩石の積み重なった急な登りで、よっぽど慣れている人でないと転倒の危険あり(ベビーキャリアで後ろに引かれるし、浮き石がけっこうある)。私も帰りはどうなることかとあせったけど、後ろに引かれているので意外と安定感がありました。


白駒池



③紅葉狩りキャンプについての育児ブログの記事はこちら


<特記事項>


低温対策…今回の最重要課題。当日の最低気温は5℃でしたが、氷点下になることも考えて、アウトドア専用のアンダーウェアパタゴニア )に中間着の綿裏起毛つなぎ、その上に中綿入りのつなぎ(西松屋で安い物を購入)でのぞむ。

テントでは、銀マットを2枚重ね、その上にウレタンマット、シュラフはヒマラヤの極寒用羽毛シュラフを使用したため、アンダーウェアだけでも眠れるくらいでした。

離乳食…ベビーフードはあまり食べなかったけど、同行したminaさん がつくってくれたポトフと安納芋の焼き芋は大喜び。次回から、簡単なものでもできれば手作りしたい。


極寒キャンプ


④湘南平「からっぽクラブ 」トレッキングのレポはこちら


<特記事項>


グループトレッキング…今回子連れは4組でしたが、うち3組はベビーキャリアで赤ちゃんを背負っているため、スピードは大人とさほどかわらなかったのですが、5歳の男の子と参加したお母さんにその点で気を使わせてしまいました。自分の足で歩くキッズが参加する時は、かなり余裕を持ったタイムスケジュールにすること、オムツの取れた子がいればトイレ対策、頂上での休憩中は迷子にも注意ということを学びました。


湘南平



⑤奥日光雪遊びのレポ


いろいろ考えたすえ、予約しておいたニセコスキーツアーをキャンセルし、穴場の光徳温泉の湯治プランで親はクロスカントリー、子供はソリ遊びをさせることに。ここは3年前、第2回からっぽクラブ で日帰りで来て、泊まりたいと思っていたところ。


結果は大正解。宿も交通機関も空いているので、子連れでもまったく気を使う必要がないし、和室なので子供もぐるぐると這い回って大喜び。気が向けばいつでも、交替で5コース(1km、3km、5km、競技用5km、10km。もちろん、戦場ヶ原などバックカントリーに出るのも可)あるクロスカントリーにでかけたり、子供とソリ遊びをしたり、温泉に入ったり、宿に置いてある「岳人 」をごろごろしながら読んだりできるのがサイコー!


唯一の失敗は、宿にも周りにも何も売っていないので(高い自販機はあるけど)、東武日光駅前のコンビニでもっとドリンクやスイーツを調達しておけばよかったということ。また、昼は宿で食べるしかないのだけど、夕食は美味しいのにランチはレンジでチン的なメニュー(しかも高い)なので、自前で用意したほうがよいでしょう。平日のせいか宿内のカフェも開いていないので、ドリップコーヒーも持参すべきでした。

<特記事項>


ウェアリング…パタゴニアのアンダーウェア(サイズ80)に、西松屋でゲットしたフリースのつなぎ、その上にモンベルのパウダーベビーカバーオール (サイズ80)。これで氷点下もOK。

小物は、アカチャンホンポで購入したフリースの帽子とスノーブーツ(12/13cm)、西松屋で購入したミトン。

唯一ミトンは失敗。雪を触ってすぐべしゃべしゃにするので、防水タイプ のものを買うか、ラップでも巻いておけばよかったです。


源泉かけ流し…おもいきって、くっさい硫黄泉に一緒に入ったけど、皮膚は特に問題ありませんでした。


<お役立ち情報>

光徳温泉アストリアホテル …源泉かけ流しで食事も美味しい。

私たちが利用したのは湯治プランで、2泊4食17000円とかなりお得(宿泊者はレンタルスキーセット2100円)。

1泊2日なら、交通費込みの「クロスカントリー光徳スキークーポン 」(東武鉄道。特急料金片道1410円が必要)がお得。初心者なら、宿主催のレッスン付きのハイキング企画(12500円~)がおすすめ!


雪遊び



以上長くなりましたが、これ以上増えて思い出せなくなってしまわないうちに、ざっと気がついたことをまとめてみました。11月の湘南平については、しのぶさんも参加したのでいろいろ気づいた点があると思います。しのぶさんなりの感想をお待ちしていますね。


そうそう、あれほどはりきっていたベビースイミングですが、家の新築と重なってどうしても時間が作れず、来月引っ越して落ち着いてから考えようと思っています。

体験の時、更衣室で他のママさんに、「1歳から始めたんだけど、水に抵抗感がでちゃうからもっと早く始めた方がいいよ」と言われたけど、そーすけはどうかなー?

スイミングは、赤ちゃんのエネルギー発散にも役立つと思いますが、毎週同じ時間に通うことで生活リズムが整ったり、ママ自体のストレス解消にもなりそう。候補のスクールには託児もあるので、ママの体力を戻すため、大人のスイミングクラスにも入りたいなあと画策中。ネックは月謝だ!


それではまた!


なお、このブログを読んでくださっている方で、「赤ちゃん連れて、こんなアウトドア体験したよ!」という方がいたら、ぜひホームページ経由でお便りください。写真もどうぞ!もちろん、コメントしてくださってもOKです。

しのぶさま
どんなに間があいても、1ヶ月に1通は!と思っていたのに、気が付かないうちに暑さで抵抗力が弱っていたのか、8月後半は熱が続いて寝込んでしまったのもあって、なんと2ヶ月以上もお返事が滞ってしまいました。その間も何通かメールや写真をいただいたのに、第3信が返せず本当にごめんなさい。
やりたいことは山ほどあるのに、洗濯と食事の支度と掃除(これは怪しい)、それに、これだけは!と更新を死守している育児ブログ (それも寝込んでいる間はストップ)だけで毎日が終わってしまいます。なんだか毎回、謝罪と言い訳で始まるこのブログ、なんとかせねばと猛省しております。次回必ずや、枕詞に謝罪なしでいかせていただきますので、平にお許しを。
そして、書きたいこともいっぱいあります。まずは、遙ちゃん高度1,700m達成おめでとうございます!車山の八島ヶ原湿原、そんなに標高があったのですね。妊娠3ヶ月の時 に、ふーふー言いながら歩いたことが、なつかしく思い出されます。それにしても、「離乳食作ります」という宿があるなんて、素晴らしい!参考までに、どの宿か教えてくださいますか?
蓼科高原のイタリアン で働くkanaetin(共通の山の友人)にも会ったのですね。自然に囲まれた環境だからでしょうか、遙ちゃんを抱くkanaetinの写真の表情がとても生き生きしていて、私もうれしくなりました。今度はみんなで会いたいですね!もちろん、子連れ&自然の中で。
それにしても、颯祐より1ヶ月と10日妹の遙ちゃん、山歩きでは先輩になっちゃいましたね。颯祐は山デビューはまだなのですが、先日ついに念願のキャンプデビュー を果たしました!ドローイング・アーティストの∀kiko 夫婦の導きで、初めて颯祐を地球の表面に直に寝かせることができたうえ、追われるような育児生活の中で、私たち夫婦も本当に久しぶりに、焚き火の炎に自分たちの心の奥を映し見るようなひとときを過ごすことができました。
この日のために、これも念願だったベビーキャリアも手に入れたので、颯祐がお座りできるようになったら、これに乗せて短いトレッキングから始めよう、最初の山はどこにしようかしら?と夢をふくらませています。ところで、まだ生後5ヶ月前だった遙ちゃん、車山での移動手段は何だったのですか?大野山 でお会いしたときの抱っこひもかしら?そしてどちらが運んだのでしょうか。初子連れトレッキングに際して気が付いたことがあったら、どんなことでもよいので教えてくださいね。
それから山ではありませんが、颯祐と一緒にベビースイミング に通うことにしました。マタニティ時代の私の唯一のストレス解消がスイミングだったので、その時お腹の中にいた颯祐も、きっとスイミングが好きになるような気がしたのです。まだ2ヶ所の施設で1回ずつ体験をしただけですが、最初は怖がっていたものの、まだ羊水時代の記憶があるのでしょう、慣れるとほとんど支えなしで楽しそうに浮いていましたよ!
顔に水をかけられても、ざぶんと水の中に頭までつけられても平気だったそーすけを連れて、今月後半に思いきって沖縄の石垣島で海人体験をすることにしました。山より海デビューの方が先になってしまいますが、あらゆる自然とお友だちになってほしいので、これからもいろいろなフィールドに繰り出そうと今からわくわくしています。
それからもう一つご報告が。先月末に「からっぽクラブ」復帰第二弾として、久しぶりに丹沢の塔の岳に登ってきました。ヒマラヤのトレーニングで毎日のように通い詰めていた大倉尾根ですが、初心者の子と一緒だったとはいえ、当時の2.5倍以上の時間がかかってしまい、我ながら体力のなさにびっくり。運動不足&母乳育児で妊娠前より4㎏体重が落ちていたとはいえ(あと加齢もあるかも)、これはなにか対策を練らねばと痛感。
でも、久しぶりに歩き応えのある山に行けて、心身ともに本当にリフレッシュできました。ところが、その後大失態!3時間毎の完全母乳育児中にもかかわらず、14時間も颯祐と離れて過ごし、「颯祐機嫌よし」というだんなからの携帯メールに調子に乗って、つい温泉に寄ってしまったところ、当然のごとくひどい乳腺炎になってしまいました。しかも、その時に颯祐に噛まれた乳首の傷が今も治らず、至福のおっぱいタイムが苦渋に満ちた時間となっております。自業自得ですが、いい教訓になりました。母乳育児中は、Door to doorで10時間以内の山行にとどめる、温泉や甘い行動食は禁止ということを身をもって体験いたしました。
最後に、今考えている新しい計画を発表したいと思います。育児ブログの方の子連れ登山を希望するママからのコメントを見て、ずっとあたためていた「からっぽクラブ」の子連れ登山ヴァージョン、「からっぽキッズ」の活動を開始する時期がそろそろ近づいてきたのではと考えています。なにしろ私も未経験なので、先人の情報を集めながら&現場で試行錯誤しながら、子連れ親子を募って簡単なハイキングから始めたいと思っています。よろしければ、しのぶさんも一緒に企画しませんか!?
その前に、まずは私たち親子が経験する必要があるので、颯祐の腰が座ったらどこか近場に出かけてみようと思います。何かアイディアがあったら、どんどん投げかけてくださいね。もちろん、このブログを読んでいる同じ境遇の方のコメントもお待ちしています!!
とりあえず今日はこの辺で!
櫓沢
櫓沢で自然の気配を楽しむ∀kikoと颯祐
焚き火
日常と別の次元に誘ってくれる焚き火

ゆみこさま


第一便をいただいてずいぶんと時間が経ってしまいました。
遅くなってしまい申し訳ありません。
でも毎日があっ~という間に過ぎていきますね。
そして赤ちゃんたちもちゃんと成長してるんですよね。

ゆみこさんに一月と十日遅れて出産し、しばらくは何もかも始めて(当たり前!)

なので何をするにも不安と心配でいっぱいでした。
添い乳のことをゆみこさんにメールで問い合わせたこともありましたね。
(その当時もかなり母乳の出(なさ)具合と寝不足でへろへろでした。お返事メールで助かりました)
もうすぐ3ヶ月になりますが育児のリズムも何となくできてきたところです。
「楽しいと思わなきゃ!」と思わなくても今は心の底から我が子を愛しく
そして育児も楽しく思います。

でも、まぁ出産は経験してみないと分からないモノですね。
私は予定日より一週間遅れの出産でした。微弱陣痛で入院し、半日後に
点滴で陣痛を誘発し、その5時間後に出産しました。
微弱陣痛は夜半からで、夜はあまり眠れないし、誘発中は痛くてお昼ご飯も
口にできず。つらいツライ。いや、でも痛みを除けば前夜発の山行と
似ているわ、急行アルプスなんて眠れないし、そのまま山に登っても
バリエーションならお昼抜き、というか行動食も満足に食べられない事も
あるじゃないの!と言い聞かせながら痛みを呼吸で逃していました。
でも、はぁはぁやっていると喉が渇き、水分補給は吸い飲みでお茶を
背中をさすってくれている主人から渡され飲んでいましたがこういう
時は行動食に使っていたゼリー飲料が欲しかった!と痛感。
出産を終え、部屋に戻ったときはまるでテントに戻ったようにぐっすりと
眠りました。

こんなすさまじい事をを世のお母さんたちはみ~んな経験していたんだ
と思うと本当に尊敬のまなざしでみてしまいます。
そして痛かったしつらかったけれど無事に出産できて本当に幸せです。

そしてそれから永遠(?)に続く寝不足も、すくすく育つ我が子の
顔を見ていれば吹き飛びます。と言いたいけれど、やはり最初は
眠気の方が強かったかもしれません。いくら病院当直で慣れていても、
いくら前夜泊の登山をしていても何ヶ月も続くことはありませんから。
「このヘロヘロ自体が幸せの証しなんだ」そう、これが幸せ!

妊婦時代の登山は妊娠2ヶ月の羅臼岳のみでした。
当時は職業柄自分でエコーでみて、胎のうの状態でしたので流産しないように
かなり慎重に歩きました(特に下山時)。そして心臓ができ、心音が確認できた
その6週後に初めて産婦人科を受診しました。
それ以降、仕事も生活も忙しく、週末も埋まってしまい、山登りは遠のいて
しまいました。妊娠6ヶ月の北海道大雪は、11月で、何と雪。。。。さすがに
やめました。ケーブルカーも運転中止の悪天候でしたし。
旅行は8ヶ月に九州へ3泊4日で出かけました。が、もちろん山登りは自粛。
胎児の経過は順調で登りたい気持ちもありましたがなかなか行けませんでした。

そして主人も山ヤなのですが同じように山が遠のいてしまいました。
昨シーズンは雪のバリエーションはゼロ。
コンスタントに山へ入っていないとなかなかシビアな登りもできなく
なりますよね。出産・育児で山が遠のくのは女性だけではないかも
しれません。「たまには週末山に行って!」と言うものの、毎晩
主人も「急行アルプス」状態の寝不足ですから。
しかーし!2ヶ月半で親子三人大野山でびゅ~!
ゆみこさんお誘いいただきありがとうございました。
もちろん主人にも山岳会などでちゃんと山へは行ってもらいたいの
ですが我が家の親子登山も目標にしています。
背負子でも抱っこホルダーでも、まずはピクニック・ハイキングから
始めようとおもいます。強い日差しや虫対策も必要ですけど。
これから育児の悩みに山復帰の悩みも加わるなんて幸せです!


しのぶ

しのぶさま

この往復書簡の企画を思いついてから、はや1ヶ月半が経ってしまいました。お誘いしておきながら、こんなに長い間なしのつぶてでごめんなさい。主観的には、あれからまだ2週間くらいしか経っていないような気がするのですが、いや~、赤ちゃんがいると時間が矢のように過ぎ去っていきますね。

初めての育児ライフはいかがですか?出産から2ヶ月が過ぎて、追い立てられるような日々の中にも少しずつリズムが出てきた頃ではないでしょうか。うちはちょうどそのくらいの時に、夫婦ともどもストレスが極限に達し、思いきって箱根に温泉旅行に出かけたことが思い出されます。

しのぶさんとネット上で知り合ったのは、去年の11月、私が妊娠7ヶ月、しのぶさんが6ヶ月の頃でしたよね。同世代、同じ趣味(もちろん登山)、同じ行政地区の母子手帳、共通の友達と、驚かされることばかりでした。最初のママ友になるかと思っていたら、私が引っ越すことになってしまっていまだにお会いできていませんが、偶然にも大学院時代の同期生がしのぶさんの家のすぐ近くにお嫁に行ったこともあり、これからそちら方面に出かける機会が増えそうです。しのぶさん&遙ちゃんに早くお会いしたいなあ。

ところで、以前いただいた出産報告のメールに、「いやー凄まじい経験をさせていただきました」と書いてありましたが、本当に出産って一世一代の大仕事ですよね。病院でときどき聞こえてくる陣痛のピーク時の叫び声が、例にもれず、「痛い!痛い!痛いーっ!!」だったことが印象に残っています。知ってしまったからには、世の中すべてのお母さんをリスペクトの眼差しで見てしまいますね。

私も最初のお知らせメールに、思わず「ヒマラヤ登山など目じゃないなと痛感」と書いてしまったのですが、それは本当に本音です。陣痛や分娩後のおしもの痛みもさることながら、体力を使い切ったあともずーっと睡眠不足が続くというのはこたえますねー。ヒマラヤ登山ならどんなに体力を消耗しても、山を下りたあとしばらくゆっくりすればちゃんと回復しますものね。

チベットのチョーオユー峰で知り合ったナオコさんも、「これ(出産)ばかりは、十人十色、人それぞれ。苦しさも、本当のところも、本人しかわからないというところは、高所順応と同じかも。ちなみに私にとっての出産は無酸素8000Mとは比較にならないほど過酷な体験でした。」と私のサイトの掲示板に書いてくれたことがあります。いったいどんなお産だったんだろう?一度、彼女にも話を聞いてみたいですね。

でも、どんなにつらくても苦しくても報われるのがお産&育児というのも事実ですよね。今も夜3時間おきの授乳のため、替えた紙オムツを間違えて洗濯機に放り込んでしまうほどヘロヘロの私ですが、ふと我に返ったときに、このヘロヘロ自体が幸せの証しなんだよな~と思えます。これまでの人生で、「幸せだなー」と言葉に出してしみじみつぶやくなんてことはなかったですもん。

ところで、しのぶさんは最後の山登りっていつになりますか?たしか、妊娠6ヶ月の時に北海道の大雪山に登るかも…っておっしゃっていたと思いますが、どうなりましたか?私は結局、妊娠7ヶ月の時に登った丹沢の弘法山が最後になってしまいました。私が主宰している山登りのサークル「からっぽクラブ」の山行だったのですが、初心者向けのハイキングにもかかわらず、息が切れて切れて仕方がありませんでした。妊娠9ヶ月まで登ってらしたというM先生の奥様が信じられません。

私が妊娠してから登った山は、1ヶ月の時の雲取山、美ヶ原、霧島連峰、3ヶ月の時の加入道山、霧ヶ峰、利尻山、5ヶ月の時の明星ガ岳、日和田山、そして弘法山でした。利尻山まではガンガン登っていたのですが、その1ヶ月後に不正出血があったこともあり、以降運動には消極的になってしまいました。明星ガ岳の頃には、もう息切れが激しくて同行者に心配をかけていたので、私の場合6ヶ月が限度だったようです。しのぶさんも、妊娠してからも登山を続けられていたようですが、いつぐらいから支障を感じ始めましたか?

それにしても、世の中で出産をきっかけに山と疎遠になってしまった人ってどのくらいいるんでしょうね?確かに育児は大変だけど、育つまで待ってなんていられませんよね。しのぶさんは、どんな復帰プランを練っていらっしゃいますか?会社員時代の友人が、お座りが出来るようになってから背負子で山に連れていったよと言っていたので、私もそのくらいには子連れキャンプないし子連れトレッキングから始められたらいいなあと思っています。

その前に私自身の山登り復帰プランですが、じゃーん、実は来週の日曜日に思いきって「からっぽクラブ」の活動を再開することにしました。というのも、私が産休(!?)の間にたくさんの方が入会を希望してくださり、なんとかこのあたりで顔合わせを実現したいなあと思ったからです。

幸い、そーすけは粉ミルクを嫌がらないし、だんなも母乳を出す以外何でも出来るので、あとは私のおっぱいの問題だけ。初心者の方が多いのもあって短めのハイキングにしましたが、おっぱいの圧抜きだけでクリアできるかちょっと心配です。でも、恐がっていたらいつまでたっても復帰出来なさそうなので、いざとなったらこっそりティッシュに絞ればいいや、とあまり深く考えないことにしています。

しのぶさんは私より1ヶ月以上あとの出産だし、まだとても無理かもしれませんが、もしよろしければご一緒にいかがですか?丹沢なので近いし、頂上近くまで車道が通っている山なので、車で来るという手もありますよ。それが無理でも、何かしら企画を立てて、赤ちゃんともどもお会いしたいですね~。山に限らず、紫陽花のお花見なんていうのもよいですね!

まだまだ大変な頃だと思いますので、お返事はくれぐれも余裕のある時にいただけたらと思います。お互いに無理のないペースで、育児をしながら山へ復帰するまでの試行錯誤を報告し合って、励みにしていきましょう!


 
マッキンリーの頂上から  マッキンリーの頂上で同行者を待つ