ゆみこさま


第一便をいただいてずいぶんと時間が経ってしまいました。
遅くなってしまい申し訳ありません。
でも毎日があっ~という間に過ぎていきますね。
そして赤ちゃんたちもちゃんと成長してるんですよね。

ゆみこさんに一月と十日遅れて出産し、しばらくは何もかも始めて(当たり前!)

なので何をするにも不安と心配でいっぱいでした。
添い乳のことをゆみこさんにメールで問い合わせたこともありましたね。
(その当時もかなり母乳の出(なさ)具合と寝不足でへろへろでした。お返事メールで助かりました)
もうすぐ3ヶ月になりますが育児のリズムも何となくできてきたところです。
「楽しいと思わなきゃ!」と思わなくても今は心の底から我が子を愛しく
そして育児も楽しく思います。

でも、まぁ出産は経験してみないと分からないモノですね。
私は予定日より一週間遅れの出産でした。微弱陣痛で入院し、半日後に
点滴で陣痛を誘発し、その5時間後に出産しました。
微弱陣痛は夜半からで、夜はあまり眠れないし、誘発中は痛くてお昼ご飯も
口にできず。つらいツライ。いや、でも痛みを除けば前夜発の山行と
似ているわ、急行アルプスなんて眠れないし、そのまま山に登っても
バリエーションならお昼抜き、というか行動食も満足に食べられない事も
あるじゃないの!と言い聞かせながら痛みを呼吸で逃していました。
でも、はぁはぁやっていると喉が渇き、水分補給は吸い飲みでお茶を
背中をさすってくれている主人から渡され飲んでいましたがこういう
時は行動食に使っていたゼリー飲料が欲しかった!と痛感。
出産を終え、部屋に戻ったときはまるでテントに戻ったようにぐっすりと
眠りました。

こんなすさまじい事をを世のお母さんたちはみ~んな経験していたんだ
と思うと本当に尊敬のまなざしでみてしまいます。
そして痛かったしつらかったけれど無事に出産できて本当に幸せです。

そしてそれから永遠(?)に続く寝不足も、すくすく育つ我が子の
顔を見ていれば吹き飛びます。と言いたいけれど、やはり最初は
眠気の方が強かったかもしれません。いくら病院当直で慣れていても、
いくら前夜泊の登山をしていても何ヶ月も続くことはありませんから。
「このヘロヘロ自体が幸せの証しなんだ」そう、これが幸せ!

妊婦時代の登山は妊娠2ヶ月の羅臼岳のみでした。
当時は職業柄自分でエコーでみて、胎のうの状態でしたので流産しないように
かなり慎重に歩きました(特に下山時)。そして心臓ができ、心音が確認できた
その6週後に初めて産婦人科を受診しました。
それ以降、仕事も生活も忙しく、週末も埋まってしまい、山登りは遠のいて
しまいました。妊娠6ヶ月の北海道大雪は、11月で、何と雪。。。。さすがに
やめました。ケーブルカーも運転中止の悪天候でしたし。
旅行は8ヶ月に九州へ3泊4日で出かけました。が、もちろん山登りは自粛。
胎児の経過は順調で登りたい気持ちもありましたがなかなか行けませんでした。

そして主人も山ヤなのですが同じように山が遠のいてしまいました。
昨シーズンは雪のバリエーションはゼロ。
コンスタントに山へ入っていないとなかなかシビアな登りもできなく
なりますよね。出産・育児で山が遠のくのは女性だけではないかも
しれません。「たまには週末山に行って!」と言うものの、毎晩
主人も「急行アルプス」状態の寝不足ですから。
しかーし!2ヶ月半で親子三人大野山でびゅ~!
ゆみこさんお誘いいただきありがとうございました。
もちろん主人にも山岳会などでちゃんと山へは行ってもらいたいの
ですが我が家の親子登山も目標にしています。
背負子でも抱っこホルダーでも、まずはピクニック・ハイキングから
始めようとおもいます。強い日差しや虫対策も必要ですけど。
これから育児の悩みに山復帰の悩みも加わるなんて幸せです!


しのぶ