しのぶさま
どんなに間があいても、1ヶ月に1通は!と思っていたのに、気が付かないうちに暑さで抵抗力が弱っていたのか、8月後半は熱が続いて寝込んでしまったのもあって、なんと2ヶ月以上もお返事が滞ってしまいました。その間も何通かメールや写真をいただいたのに、第3信が返せず本当にごめんなさい。
やりたいことは山ほどあるのに、洗濯と食事の支度と掃除(これは怪しい)、それに、これだけは!と更新を死守している育児ブログ (それも寝込んでいる間はストップ)だけで毎日が終わってしまいます。なんだか毎回、謝罪と言い訳で始まるこのブログ、なんとかせねばと猛省しております。次回必ずや、枕詞に謝罪なしでいかせていただきますので、平にお許しを。
そして、書きたいこともいっぱいあります。まずは、遙ちゃん高度1,700m達成おめでとうございます!車山の八島ヶ原湿原、そんなに標高があったのですね。妊娠3ヶ月の時 に、ふーふー言いながら歩いたことが、なつかしく思い出されます。それにしても、「離乳食作ります」という宿があるなんて、素晴らしい!参考までに、どの宿か教えてくださいますか?
蓼科高原のイタリアン で働くkanaetin(共通の山の友人)にも会ったのですね。自然に囲まれた環境だからでしょうか、遙ちゃんを抱くkanaetinの写真の表情がとても生き生きしていて、私もうれしくなりました。今度はみんなで会いたいですね!もちろん、子連れ&自然の中で。
それにしても、颯祐より1ヶ月と10日妹の遙ちゃん、山歩きでは先輩になっちゃいましたね。颯祐は山デビューはまだなのですが、先日ついに念願のキャンプデビュー を果たしました!ドローイング・アーティストの∀kiko 夫婦の導きで、初めて颯祐を地球の表面に直に寝かせることができたうえ、追われるような育児生活の中で、私たち夫婦も本当に久しぶりに、焚き火の炎に自分たちの心の奥を映し見るようなひとときを過ごすことができました。
この日のために、これも念願だったベビーキャリアも手に入れたので、颯祐がお座りできるようになったら、これに乗せて短いトレッキングから始めよう、最初の山はどこにしようかしら?と夢をふくらませています。ところで、まだ生後5ヶ月前だった遙ちゃん、車山での移動手段は何だったのですか?大野山 でお会いしたときの抱っこひもかしら?そしてどちらが運んだのでしょうか。初子連れトレッキングに際して気が付いたことがあったら、どんなことでもよいので教えてくださいね。
それから山ではありませんが、颯祐と一緒にベビースイミング に通うことにしました。マタニティ時代の私の唯一のストレス解消がスイミングだったので、その時お腹の中にいた颯祐も、きっとスイミングが好きになるような気がしたのです。まだ2ヶ所の施設で1回ずつ体験をしただけですが、最初は怖がっていたものの、まだ羊水時代の記憶があるのでしょう、慣れるとほとんど支えなしで楽しそうに浮いていましたよ!
顔に水をかけられても、ざぶんと水の中に頭までつけられても平気だったそーすけを連れて、今月後半に思いきって沖縄の石垣島で海人体験をすることにしました。山より海デビューの方が先になってしまいますが、あらゆる自然とお友だちになってほしいので、これからもいろいろなフィールドに繰り出そうと今からわくわくしています。
それからもう一つご報告が。先月末に「からっぽクラブ」復帰第二弾として、久しぶりに丹沢の塔の岳に登ってきました。ヒマラヤのトレーニングで毎日のように通い詰めていた大倉尾根ですが、初心者の子と一緒だったとはいえ、当時の2.5倍以上の時間がかかってしまい、我ながら体力のなさにびっくり。運動不足&母乳育児で妊娠前より4㎏体重が落ちていたとはいえ(あと加齢もあるかも)、これはなにか対策を練らねばと痛感。
でも、久しぶりに歩き応えのある山に行けて、心身ともに本当にリフレッシュできました。ところが、その後大失態!3時間毎の完全母乳育児中にもかかわらず、14時間も颯祐と離れて過ごし、「颯祐機嫌よし」というだんなからの携帯メールに調子に乗って、つい温泉に寄ってしまったところ、当然のごとくひどい乳腺炎になってしまいました。しかも、その時に颯祐に噛まれた乳首の傷が今も治らず、至福のおっぱいタイムが苦渋に満ちた時間となっております。自業自得ですが、いい教訓になりました。母乳育児中は、Door to doorで10時間以内の山行にとどめる、温泉や甘い行動食は禁止ということを身をもって体験いたしました。
最後に、今考えている新しい計画を発表したいと思います。育児ブログの方の子連れ登山を希望するママからのコメントを見て、ずっとあたためていた「からっぽクラブ」の子連れ登山ヴァージョン、「からっぽキッズ」の活動を開始する時期がそろそろ近づいてきたのではと考えています。なにしろ私も未経験なので、先人の情報を集めながら&現場で試行錯誤しながら、子連れ親子を募って簡単なハイキングから始めたいと思っています。よろしければ、しのぶさんも一緒に企画しませんか!?
その前に、まずは私たち親子が経験する必要があるので、颯祐の腰が座ったらどこか近場に出かけてみようと思います。何かアイディアがあったら、どんどん投げかけてくださいね。もちろん、このブログを読んでいる同じ境遇の方のコメントもお待ちしています!!
とりあえず今日はこの辺で!
櫓沢
櫓沢で自然の気配を楽しむ∀kikoと颯祐
焚き火
日常と別の次元に誘ってくれる焚き火